傾聴 とは心で聴いてあげましょう

コーチングの技術前章では中核的なスキルとは次の5つから成り立っており、質問のスキルについて説明しました、この章では傾聴のスキルについて整理します。Ⅰ.質問のスキルⅡ.傾聴のスキルⅢ.直観のスキルⅣ.自己管理のスキルⅤ.確認のスキルです。各スキルの説明Ⅱ.傾聴のスキル項番Ⅰの質問のスキルではどのように問いを投げかければ、被質問者の可能性を最大限引き出せるかでした。ここでは、どのような話の聞い方をすれば、話す方の人の可能性を最大限に引き出せるかがポイントになります。 話を聞くとは、一体どういうことなのでしょうか? 聞くといっても、意識の違いによって使い分けられます。 聞くとは「物音を聞く」「話し声が聞こえる」など音や声などが自然に耳に入ってくるような場合に使います。 訊くとは「道を訊く」「都合を訊く」など訪ねる、問うを意味しています。 聴くとは「音楽を聴く」「講義を聴く」「国民の声を聴く」のように耳を傾けることを表しています。 同じ「きく」でも、傾聴度合いが大きく異なります。 コ―チングでは話の聞き方を三つのレベルの捉えています。レベル1:「耳で聞く」レベル2:「口で訊く」レベル3:「心で聴く」 これらは、話をきくということには変わりありませんが、レベルによって相手に与える影響は大きく違いがあります。話し手の個立目的とするのであれば、「心で聴く」ということが必要となります。各レベルについて掘り下げてみます。 レベル1の耳で聞くとは単に音声として耳に入ってくることであって、内容まですべ…

続きを読む

眠りから目を覚ましてあげるのが質問とは

コーチングの技術 前章では人は皆、無限の可能性を秘めているが、その答えは眠っているようなものです。その眠りから目を覚ましてあげるのが質問 やり方(問い)です。 ここではコーチングシステムの中核となす技術的な部分について整理します。中核的なスキルとは次の5つから成り立っています。Ⅰ.質問のスキルⅡ.傾聴のスキルⅢ.直観のスキルⅣ.自己管理のスキルⅤ.確認のスキルです。 各スキルの説明 Ⅰ.質問のスキルコーチングとは質問型のコミュニケーションです。ここで使用する質問の種類は3種類です。①拡大質問②本来質問③肯定質問拡大質問について拡大質問に対して、その逆は特定質問です。特定質問とはどのような質問でしょうか・すぐに回答できるようなもの・正解が一つしかないもの拡大質問とはどのような質問でしょうか・すぐに答えられないようなもの・正解が複数あるようなものこれ以上説明は不要と思いましが、例えば良い例、悪い例を挙げてみます。×君は何年入社かね?〇君は将来どのような仕事をしたいかね?×コンプライアンスは守る必要はあるだろうか?〇仕事上で一番大事なことなんだと思うかね?コーチングをするうえで、特定質問は極力避けて、拡大質問を多くするように心掛けた方が良いということです。未来質問について未来質問に対して、その逆は過去質問です。過去質問とはどのような質問でしょうか過去形の言葉を含む質問のことで、追求型になりがちです。×これまではどうであったか?×なぜ、やらなかったのか?未来質問とはどのような質問でしょうか未来…

続きを読む

人は無限の可能性を持っている

コーチングとは、「個人の自己実現をサポートするシステム」です。 「自己実現」とは、欲求5段階説の中で最上級の欲求と位置付けた欲求です。第1段階・・・食欲の欲求などの生理的な欲求本能的な生きていくための欲求です。食事・睡眠・排泄など生き物なら必ず持っている欲求になります。人間がこの生理的欲求しか持っていない場合は社会不適合となるでしょう。 第2段階・・・つい身を守る(防御する)安全の欲求安全欲求は安全な暮らしを確保したいという欲求です。安全欲求があるから人間は家を作り、生き物は巣を作ります。 第3段階・・・仲間に入りたい、嫌われたくないなどの帰属と愛情の欲求社会的欲求は社会の一員であったり集団に帰属していたりしたい欲求です。動物でいえば群れにあたり、敵から身を守る安全欲求でもあります。社会的欲求が満たされないことで劣等感や無気力を生んでしまうのです。 第4段階・・・周囲に認められたい(イイね!)尊厳欲求尊厳欲求は認められたい、ほめられたいという欲求で、尊厳欲求が満たされることで幸福感が生じます。高いレベルになると自己尊重感、自己信頼感、自律性を生み、他人からの評価よりも自分自身の評価が高められます。第5段階・・・その人が持っている可能性や能力を最大限発揮する自己実現の欲求自己実現欲求はハイレベルな欲求とされていて、人間以外の動物では確認できません。「自分らしく生きる」「なりたい自分になる」ということになります。自分の能力を発揮し、自分がなりえるものになりたいという欲求を持つことで人は努力しイ…

続きを読む