吉田松陰 「松下村塾での人の育て方」

前回は師弟同行をテーマにしましたが、ほぼ同義語で師弟共学という思想があります。それが吉田松陰の松下村塾の教えです。松陰の「学び方」の基本姿勢は、師匠と弟子が一緒に学び合うという師弟同行・師弟共学の思想です。 師匠も弟子も、自ら書物や人に会って自己研鑽に励むことが重要だと考えられています。・松陰は、現実立脚主義に立っており、現実に即した多くの情報を現地から得て、分析することで、的確な判断を下せると考えていた。・松陰は、友人同士の切磋琢磨を活用して、弟子一人一人の個性や能力を最大限引き出すことを目指していた。相互啓発を通じ、各人の長所を引き出し、短所を改めさせようとした。 これも有名な話ですが、弟子入り希望者に対して「あなたは私に何を教えることができますか?」という謙虚な学びの姿勢だったそうです。ほぼ同意語ですが「師弟同行」という教えもあります。 私が最初にコーチングの理論を学んだのは2000年ごろで、バブルが崩壊し、さらにリーマンショックが過ぎた頃でした。社会システムが壊れ、『答えは川上から川下へ』がキーワードに惹かれたからでした。 社会のニーズを身近に感じ取ることができるのは、社長でもなく、総理大臣でもない。消費者であり、国民・住民である。 だから、上も下も一緒に学び、お互いに戦略や政策を議論し合うことが重要なのです。 一方的に上からの指示や命令の時代は終わった。その事に気付かされたのでした。追伸昨年は明治維新150周年ということで、薩長土肥では様々な催し物が開催されました。剣道指導者…

続きを読む